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ゆる哲学の布教者 ナマケ者のスロー日記

ここは疲れた社会人の為に情報を発信する場です。頑張らないで見てね。

なぜ日本は「ブラック企業」を許すのか? 世界をやさしく変えるナマケ者の提案

【記事アイキャッチ】なぜ日本は「ブラック企業」を許すのか?:深夜残業で疲弊する日本のオフィス(左)と、ハンモックでくつろぐスローライフ(右)の対比画像。過酷な労働環境を「世界をやさしく変えるナマケ者の提案」で解決するイメージ

「仕事に行きたくないなぁ...」

そう思いながらも、責任という重荷から今日もちゃんと仕事に向かうあなたへ。

 

はてなブログ今週のお題「変えたいこと」らしい。

 

多くの人は「早起きできない自分を変えたい」とか「もっと努力できる自分になりたい」とか、健気なことを書くのだと思う。

 

でも僕はナマケ者だから、自分を変える努力なんてこれっぽっちもしたない。

 

そんな僕でも変えたいことがある。

 

それは自分ではなく「真面目な人が壊れるまで使い潰される、この残酷な世界(システム)」だ。

この記事で得られる「未来」と「武器」
  • 「なぜ逃げられないのか?」の心理的理由
    (学習性無力感)の正体がわかる
  • ブラック企業を合法的に
    「復讐・撲滅」させる唯一の方法を知れる
  • 「辞めさせてくれない」恐怖から解放されるための
    具体的な「武器」が手に入る

もしあなたが今、暗いトンネルの中にいるなら、そこから抜け出すための「武器」を渡す。

 

ブラック企業をこの世から撲滅する唯一の方法は、法律を作ることでも、経営者を説教することでもない。

 

そんなことは今まで多くの人がやってきた。

「あなたがそこから逃げること」

ただそれだけが世界を救うのだ

 

目次

☠️🏭
⚠️ ブラック企業の潜伏率
調査に入ると「4社に3社」が違反している
項目 令和5年度 監督指導結果
調査対象数 31,180 事業場
(長時間労働の疑い等がある企業)
違反あり 23,333 事業場
違反率:74.8%
主な違反 1位:違法な長時間労働 (37.2%)
2位:健康管理措置の不実施 (27.2%)
3位:残業代の不払い (6.5%)
「ブラック」は例外ではなく、日常である
厚生労働省が公表した最新データ(令和6年8月発表)によると、長時間労働が疑われる事業場への監督指導において、全体の約75%で何らかの法令違反が認められた
特に「違法残業(36協定違反など)」は37.2%に上る。つまり、街を歩けば「3軒に1軒は違法残業をさせている店や会社」ということだ。「運悪くブラック企業に入ってしまった」のではなくホワイト企業に入ることの方が、宝くじ並みに難しい」のが日本の現状なのかもしれない。


第1章:法律では裁けない?「ブラック企業」の正体と僕の原体験

 

そもそも「ブラック企業」って何だろうか?

  • 残業が月100時間?
  • 上司が怒鳴る?
  • 給料が未払い?

実は法律的には「ここからがブラック企業ですよ」という明確な定義は存在しない。

 

だからこそ多くの人が「これくらい普通なのかな…?」と麻痺して、逃げ遅れてしまう。

 

でも断言しよう。

 

「あなたが辛いと感じたらそこは地獄」である

▶︎ブラック企業を詳しく知る

ブラック企業」の正体

法律上の定義
明確な定義はありません
※「ここからがブラック」という線引きがないため、
多くの人が「自分が弱いだけ?」と錯覚する。
でも厚生労働省はこう見ている
1
労働者に対し、極端な長時間労働やノルマを課す。
2
賃金不払残業やパワハラなど、コンプライアンス意識が著しく低い
3
労働者を「使い捨て」のように扱い、選別(退職勧奨)を行う
💡 ナマケ者の翻訳
要するに法律の定義なんて関係ない。
「あなたが使い捨てにされている」と感じたら、そこはもう地獄(ブラック)なのだ。

◾️「過労死」という言葉を知った日:父が遺したもの

 

僕の父は、僕が5歳の頃に他界した。

 

まだ幼かった僕は、なぜ父がいなくなったのかなんて理解できなかった。

 

真実を知ったのは、中学2年の夏。

 

母方の祖母がふと漏らした一言だった。

「お父さんはね、今で言う『過労死』だったんだよ」

🙏📉
⚠️ 「心の過労死」が過去最多
体より先に「心」が殺されている
種類 労災請求件数 支給決定件数
精神障害
(うつ病・自殺など)
3,575 件
過去最多
883 件
脳・心臓疾患
(過労死・突然死)
1,023 件
高止まり
216 件
「過労死」のトレンドが変わった
令和6年版の過労死等防止対策白書(厚生労働省)によると、精神障害(メンタル)の労災請求件数は前年度から892件も激増し、3,575件と過去最多を更新した。
かつてのブラック企業は「体を酷使」していたが、現代のブラック企業パワハラや長時間拘束によって「心を破壊」する。心の傷は見えないため「認定件数(883件)」の裏には、泣き寝入りしている何万人の被害者がいると推測される。

父は実家の家業のダンプの運転手をしていたが、両親は高齢で従業員はいない。

 

祖父がどんどん取ってくる仕事を、父はたった一人で背負わされていたらしい。

 

休みなく働かせるくせに給料はろくに支払われず、よく母方の祖母にお金を借りに来ていたと言う。

 

この姿はサービス残業や給料未払いの企業で働く人と重なる

▶︎未払い賃金を取り戻す

🧹💴
💸 年間115億円の未払い
サービス残業」という名の窃盗被害額
項目 令和5年度 是正結果 (100万円以上)
摘発企業数 1,069 企業
(氷山の一角)
被害総額 115億143万円
前年比 -6億円 (依然高水準)
被害者数 74,628 人
(平均:1人あたり15万円)
あなたは「15万円」を盗まれている
厚生労働省の発表(令和6年8月)によると、労基署の指導により100万円以上の割増賃金が支払われた企業だけで、未払い総額は約115億円に達した。
対象となった労働者1人あたりに換算すると平均「約15万円」が盗まれていた計算になる。もし財布から15万円を抜かれたら警察に行くだろう。 しかし会社という組織がやると「サービス残業」という綺麗な言葉で片付けられてしまうのだ。

父を殺したのは病気ではない。

 

ブラック企業」というシステムに、優しい父は潰されてしまったのだ。

 

この話を聞いた時、僕は子供ながらに思った。

「逃げればよかったのに」

でもそれができないのが、ブラック企業の恐ろしいところだ。

▶︎本当の優しさを考える

⛓️🐘
🕸️ なぜ逃げられないのか?
「給料」より「恐怖と責任感」が足を止めている
鎖の種類 心理状態 (なぜ動けないか)
心理的ブロック
(約 38%)
【罪悪感の植え付け】
「お前が辞めたら皆が困る」
「損害賠償だ」と脅され
正常な判断ができない
物理的ブロック
(約 21%)
【思考停止】
長時間労働で疲れ果て、
転職を考える
気力さえ奪われている。
「学習性無力感」という檻
エン・ジャパン等の調査や退職代行サービスの利用理由分析によると、退職を躊躇する最大の理由は「金銭的不安」だが、それに次いで多いのが「仕事を辞める気まずさ」「引き止め・脅しへの恐怖」だ。
ブラック企業は、社員に「お前はどこへ行っても通用しない」と刷り込み、自信を奪う。(学習性無力感)結果、鎖が繋がれていなくても「自分は逃げられない」と思い込み、開いているドアの前でうずくまってしまうのだ。

◾️ブラック企業の基準は曖昧だが「違和感」は絶対

 

そんな分かりやすい悪意ならまだマシかもしれない。

 

本当に危険なのは「みんな頑張っているから」「自分が辞めたら人に迷惑がかかる」という、責任をすり替える企業だ。

 

もし毎朝仕事に行くのが憂鬱で「生きてる意味あるのかな?」なんて一瞬でも考えることがあるなら、その「違和感」はあなたを守ろうとする生存本能の叫び声だ。

 

法律違反をしているなら離れるべきなのは当然だが、法律を守っているかなんてどうでもいい。

「父のような最期を迎えないでほしい」

それが僕が発信を続けている理由の一つだ。

⚠️ 心からの緊急通知
その「違和感」は甘えではない。
あなたを守る「生存本能」の叫び声だ。
毎朝、お腹や頭が痛くなる
「生きてる意味ある?」とふと考える
休日も仕事のことが頭から離れない
これらは適応障害」や「うつ」の手前で発せられる危険信号(アラート)
心が壊れる前に、脳が必死に「逃げろ」と命令を出しているのだ。
どうか、この声を無視しないでほしい。
ブラック企業を避ける転職術

第2章:なぜ人は逃げられないのか?「ゆでガエル」と学習性無力感

 

「そんなに辛いなら辞めればいいじゃん」

外野は無責任にそう言いたくなる。

 

でも、当事者にはその出口が見えなくなってしまう。

 

心理学に「学習性無力感」というものがある。

 

サーカスの象は、子供の頃に鎖で繋がれると「何をしても逃げられない」と学習し、大人になって鎖を外されても逃げようとしなくなるらしい。

【図解】ブラック企業を辞められない心理「学習性無力感」の悲劇:サーカスの象が「抵抗しても無駄」という過去の学習によって、逃げられる力があるのに逃げようとしない状態(見えない鎖の呪縛)を描いたイラスト

人間も同じだ

 

否定され続け長時間労働で思考力を奪われると、人は「逃げる」という選択肢そのものを脳内から消去されてしまう

▶︎思考停止から抜け出す

学習性無力感の罠

なぜ人は逃げられなくなるのか?
STEP 1:学習(過去) 🐘⛓️
子供の象を頑丈な鎖で繋ぐ。
何度暴れても逃げられないため、「抵抗しても無駄だ」と脳に深く刻み込まれる。
STEP 2:無力化(現在) 🐘➰
大人になり、簡単に切れる細い紐で繋がれても「どうせ無理だ」と思い込み、逃げようとしなくなる。
🧠 YOUR BRAIN SYSTEM
▶ もっと頑張る
▶ 自分を責める
▶ 逃げる(退職する) Error: 404 Not Found
否定され続け、長時間労働で思考力を奪われると、人間もこの象と同じ状態になる。

本人の意志が弱いのではない。
脳が防衛本能の誤作動を起こし「逃げる」という選択肢そのものをメニューから消去してしまうのだ。

◾️僕自身はブラック企業で働いた認識はない

 

ブラック企業を根絶したい」と思っているが、僕自身は「自分がブラック企業に搾取されている」と強く感じた経験はない。

 

僕は哲学思考を仕事に応用するのが得意で、入社した企業の業績を効率よく上げるのが得意だからだ。▶︎哲学を仕事に生かす

 

もしかすると僕のような従業員ばかりなら、ブラック企業ブラック企業ではなくなるのかもしれない。

 

売上げが上れば賃金の未払いなんてこともないし、長時間労働なんてする必要も無くなり、上司に攻撃されることだってない。

 

だがそんなことは現実的ではない

▶︎給料の仕組みを知る

🧩🤔
⚖️ ブラック企業の「定義崩壊」
ホワイト企業でも「成長できない」と絶望する時代
環境 (負荷) 感じ方 (人による)
超ホワイト (残業ゼロ) Aさん:「最高!天国!」
Bさん:「成長できない。紫のブラックだ
激務 (残業多め) Aさん:「搾取だ!ブラックだ!」
Bさん:「修行できる。成長環境だ
本当の地獄は「ミスマッチ」にある
リクルートワークス研究所の調査によると、労働時間が短く上司も優しい「ホワイト企業」に入社した若手のうち、約半数が「このままで自分は大丈夫か?」という「ゆるブラック(紫のブラック)」の不安を感じている。
法律違反(漆黒ブラック)は論外だが、それ以外は「あなたの価値観」次第なのだ。「楽なのが幸せ」な人にとっての天国は「成長したい」人にとっての地獄。世間の評判ではなく「自分にとっての毒」を見極める必要がある。

◾️「ゆでガエル理論」が生む悲劇:職場の自殺者

 

僕が働いていた職場で、ある日自殺者が出た。

 

彼が上司に怒られている姿を度々見かけていたが、そんなに追い詰められているとは気づかなかった。

 

他部署のことだから詳しいことはわからない。

 

だがきっと怒られるストレスが積み重なってのことなのだと思う。

▶︎人を育てるために怒っても逆効果

📢💔
⚠️ 言葉は人を殺す
勤務問題による自殺は2,800人超。原因1位は「パワハラ
項目 最新の悲劇的データ
勤務自殺者数 2,875 人 (令和5年)
前年比 +317人 (激増)
メンタル崩壊
の原因No.1
パワハラ・叱責
「上司等からの精神的攻撃」が
圧倒的1位 (4年連続)
「怒られる」ストレスは、脳を物理的に破壊する
警察庁の統計(令和5年)によると、仕事の悩みを苦にした自殺者は2,875人に達した。また厚生労働省の労災認定データでは、心の病にかかる最大の原因は、長時間労働を抑えて「上司等からのパワーハラスメント(ひどい嫌がらせ・叱責)」がトップを独走している。
毎日の「怒号」や「否定」は、ボディブローのように心を蝕む。自殺した人の多くは突発的ではなく、コップの水が溢れるように、我慢の限界(致死量)を超えてしまったのだ。

「そんなにストレスが溜まるなら逃げればいい」と思ってしまうが、きっと彼は最初から怒られていたわけではないだろう。

 

仕事を覚えて独り立ちして、成長度合いを他者と比較され少しずつ怒られる回数が増えてきたのだと思う。

 

人は急激な変化には敏感だが、ゆっくりした変化には気づきにくい。

 

これは「ゆでガエル理論」として、企業経営やビジネスの文脈としてよく使われる。

 

「まだ大丈夫だ」と余裕をぶっこいていると、気づいた時には逃げ遅れてしまう。

 

ストレスの温度が上がっていないか日々自分に問う習慣をつけてほしい。

▶︎パワハラの関連記事

【図解】手遅れの恐怖!ゆでガエル理論の3段階プロセス:環境が徐々に悪化する場合、人は変化に気づけず(ぬるま湯の罠)、気づいた時には脱出不可能な状態(熱湯)になってしまう心理現象。ブラック企業で過労死が起きるメカニズムを解説

◾️2交替勤務で壊れた心:ナマケ者が退職を決める

 

そんな僕も、最終的にはその職場を退職した。

 

きっかけは2交替勤務による生活リズムの崩壊と、プライベートでのストレスが重なったこと。

 

どんなに仕事ができても、どんなにメンタルが強くても、状況によって人は簡単に壊れてしまう

▶︎仕事ができるようになる記事

🛳️💥
🌊 82.7%が「限界」に近い
強い人でも「環境」が悪ければ簡単に壊れる
個人のスペック 環境の負荷 (ブラック企業)
頑丈な潜水艦
(優秀・メンタル強)
水深 10,000m
水圧で圧壊する
普通のボート
(凡人・メンタル並)
水深 0m (港)
平和に浮いていられる
「根性」で物理法則は曲げられない
厚生労働省の最新調査(令和5年)によると、仕事で「強いストレス」を感じている人の割合は82.7%に達した。10人中8人が悲鳴を上げている状況で「個人の強さ」など誤差に過ぎない。
どんなに高性能なスマホでも、電子レンジに入れれば壊れる。それと同じでどんなに優秀な人でも、異常なストレス環境(ブラック企業)にいれば、脳の機能障害を起こして壊れる。壊れたのは「性能が悪かった」からではなく、「場所が悪かった」からかもしれない。

僕でさえ「心が壊れてるな」と悟った瞬間があった。

 

だからあなたに伝えたい。

 

「自分はまだ大丈夫」なんて思わないでほしい

 

心が壊れてからじゃ、回復に時間がかかり過ぎる。

▶︎逃げるための最後の手段を知っておく

🩹 
🏥 メンタル崩壊の代償
「退職」は一瞬だが「治療」は年単位かかる
今すぐ逃げる (退職) 壊れてから休む (休職)
所要時間:数日 所要時間:数年〜一生
【無傷での脱出】
次の職場ですぐ働ける。
キャリアは続く。
ダメージ最小
【再発の恐怖】
5年以内の再発率47%。
復職しても
約50%が結局退職
心は「ガラス細工」である
労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、メンタルヘルス不調で休職した人が、復職後に同じ会社で定着できる割合は決して高くない。復職しても約半数の人が、再発や居心地の悪さから結局退職に至っている
また、うつ病等の再発率は高く一度「折れる」と、その後数年間にわたり「また折れるかもしれない」という不安と戦うことになる。壊れてから治すより、壊れる前に捨てる(辞める)方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良い


第3章:世界をやさしく変える唯一の方法は「あなたが辞めること」

 

さて、ここからが本題である。

 

どうすれば、僕の父のような犠牲者をこれ以上出さずに済むのだろうか?

  • デモ行進をする?
  • 政治家に手紙を書く?

悲しいが、そんなことではブラック企業は無くならない

 

僕が思う効果的な方法がある。

 

それは「誰もそこで働かないこと」

🪑🏚️
📉 人手不足倒産の急増
「代わりはいくらでもいる」と言った会社の末路
これまでの勘違い 現在の真実 (Reality)
会社 > 従業員 会社 < 従業員
【買い手市場】
「嫌なら辞めろ。
代わりはまた採ればいい」
強気な経営
【人手不足倒産】
「頼む、辞めないでくれ」
人が採れず、事業停止。
過去最多を更新中
あなたが辞めれば、会社は潰れる
帝国データバンクの調査(2024年4月)によると、2023年度の「人手不足倒産」は313件となり、前年度(146件)から2倍以上に急増し、過去最多を記録した。
特に建設業や物流業、サービス業での倒産が目立つ。原因の多くは「求人難(人が来ない)」や「退職(人が逃げる)」だ。もはや主導権は会社にはない。「働いてやっている」のは、あなたの方なのだ

◾️ブラック企業への復讐は「人手不足倒産」

 

資本主義には「需要と供給」という絶対のルールがある。

 

どんなに悪どい経営者でも、従業員がいなければ一円も稼げない

 

あなたが「こんな会社辞めてやる!」と背を向けることは、単なる「逃げ」ではない。

 

ブラック企業に対して「お前のやり方は間違っている」と引導を渡す正義の鉄槌なのだ。

【決断の時】ブラック企業に辞表を叩きつけるナマケモノ:過酷な労働環境に見切りをつけ、威圧的な上司に対して毅然と「辞表」を提出するドラマチックなイラスト。逃げることは「負け」ではなく、自分を守るための「英断」であることを表現

誰かが我慢して働く限り、ブラック企業は「これでいい」と勘違いして生き延びてしまう。

 

だから僕たちがすべきことはひとつ。

「みんなで一斉に逃げること」

ドラマ逃げるは恥だが役に立つの中に、ハンガリーのことわざが出てくる。

逃げるのは恥だが役に立つ

ハンガリーのことわざ
"Szégyen a futás, de hasznos."
恥ずかしいことかもしれないが、役に立つ。
🫣 恥(世間体)
「負け犬」
「無責任」
プライドが傷つく
🛡️ 役に立つ(生存)
「命が助かる」
「再起できる」
未来が守られる
💡 戦略的撤退のすすめ
自分の得意な場所で戦うために、不利な場所から一旦離れること。
それは敗走ではなく「生き残るための選択」だ。
死んでしまっては、戦うことも、恥をかくことさえもできない。

これは真実だ。

 

あなたが逃げることは自分の命を守るだけでなく、そのブラック企業を市場から淘汰し、次の被害者を出さないための最大の社会貢献となる。

▶︎戦略的撤退の哲学

【完全勝利】ブラック企業の崩壊と新たな旅立ち:辞表を提出し、崩れ落ちる「ブラック企業」のビルを背に、一切振り返らずに歩き出すナマケモノ。「逃げること」は敗北ではなく、古いシステムからの解放と勝利であることを象徴する映画的なラストシーン

◾️ブラック企業はあなたの人生の責任を取らない

 

  • 「上司が辞めさせてくれない」
  • 「上司が怖くて退職を言い出せない」

僕も引き止めの経験はあるから気持ちは分かる。

 

敵も必死だから「脅し・泣き落とし・寄り添い」などあれこれ手を尽くすだろう。

 

だけどそれは「採用コストと教育コストがもったいない」と考えての行動だ。

 

あなたの人生のことなんてブラック企業は考えてない

▶︎しつこい引き止めへの対処

📄🚮
🚫 会社は「責任」を取らない
あなたが壊れた時、会社が払う手切れ金は「激安」
会社のスローガン 法的な現実 (Reality)
建前:従業員は家族 本音:従業員は部品
【無限の要求】
「会社のために死ねるか」
「一生面倒を見る」と
滅私奉公を強いる
【有限の責任】
不当解雇の解決金は
給料の1.1ヶ月分
(中央値) でポイ捨て。
あなたの人生の補償額=約30万円
労働政策研究・研修機構(JILPT)の分析によると、労働審判で不当解雇を争った際、職場復帰ではなく金銭解決となるケースが約7割を占める。
その際、会社側が支払う解決金の中央値は、なんと「月収の1.1ヶ月分」程度だ。会社にとってあなたは、たった数十万円払えば法的に合法に捨てられる「消耗品」である。「責任を取る」と言っていた上司は、この時どこにもいない

◾️ハローワークも安全じゃない:ブラック企業を避ける武器

 

ブラック企業を辞めてほしい」なんて言っても、生活の問題から「いきなり仕事を辞める選択はできない」という人は多いだろう。

 

お金の不安があるなら、次の職場を決めてから退職してもいい。

 

だけど「転職したけど次の職場もブラック企業だった」という悲しい結末を迎えないように注意してほしい。

 

ブラック企業は求人で「自分はブラック企業だ」なんて主張しない。

 

だからハローワークで紹介された企業だから安心、なんてこともない。

▶︎ブラック企業の求人情報の特徴

🏛️🕳️
🏛️ ハローワークの罠
「求人票と話が違う!」という苦情が年間3,600件
転職サイト (民間) ハローワーク (公的)
掲載料:数十万〜数百万 掲載料:無料 (タダ)
【企業の選別あり】
掲載費を払える
体力のある会社が多い。
一定のフィルタが働く
【来るもの拒まず】
金がないブラック企業でも
審査なしで掲載可能。
無法地帯になりやすい
「無料」だからブラック企業が集まる
厚生労働省のデータ(令和4年度)によると、ハローワークの求人に関する苦情申し立ては3,607件。その内容のトップは「賃金や労働時間が求人票と違う(36%)」という詐欺まがいのもの。
ハローワークは「セーフティネット」としての役割があるため、明らかな法令違反で処分中の企業以外は、基本的に求人掲載を拒否できない。結果として、採用にお金をかけたくない(従業員を大切にしない)企業の吹き溜まりになりやすい構造的欠陥がある。

もちろん自力で信頼できる企業を探してもいい。

 

だけど現在の日本には、300万社以上の企業が存在する。

 

仕事をしながら求人情報を精査して面接の準備もするなんて大変過ぎる

 

そして人間は面倒臭さよりも「辛い現状の維持」の方を選択してしまう

▶︎現状維持の危険を知る

😵‍💫🌫️
🧠 選択肢が多すぎて「積む」
367万社の海で、脳は思考停止する
項目 絶望的な数字
日本の企業数 367万4,000 社
(自力で探すのは不可能)
動けない人 約 707万 人
転職希望者の約7割が残留
心理の壁 現状維持バイアス
「未知の失敗」より
「既知の苦痛」を選ぶ心理。
「面倒臭い」は「辛い」に勝ってしまう
総務省労働力調査(2023年平均)によると、転職希望者は1,035万人もいるが、実際に転職したのは328万人(31%)に過ぎない。
人間には選択肢が多すぎると選べなくなる「決定回避の法則(ジャムの法則)」や、変化による損失を過大に恐れる「現状維持バイアス」が働く。367万社もの選択肢を前にして、疲弊した脳が出す結論は一つ。「とりあえず今日は寝て、明日考えよう(そして永遠に動かない)」だ。

だからできれば転職エージェントを活用してほしい。

 

もちろん転職エージェントの求人に、ブラック企業が紛れ込んでいることもある。

🤵🕸️
🤵 プロ経由でも「4割」は失敗
エージェントにとって「離職率が高い会社」は「儲かる会社」
あなたの期待 (Illusion) エージェントの事情 (Fact)
ブラック企業は排除済み 紹介しないと儲からない
スクリーニング
「プロが厳選した
優良企業だけを
紹介してくれるはず」
【在庫処分】
「人がすぐ辞める会社は
何度も発注をくれる
大切なお客様」
「成功報酬」の闇を知れ
マイナビの「転職動向調査2024」によると、転職した人の38.6%が「入社後にマイナスのギャップ(話が違う)」を感じている。プロが介入しても、約4割はミスマッチなのだ。
エージェントの報酬は「年収の30〜35%」。つまり「年収は高いが激務で人が定着しない会社(ブラック)」を紹介し、入社させることが最も効率よく稼ぐ方法と考えるエージェントもいる。だからこそ転職エージェントは信頼できるものを使用するのと、保険のために複数登録することが重要。

だけどハローワークや転職サイトを使って自分で企業を探すよりも、圧倒的にブラック企業に入社するリスクを下げられる。

 

転職エージェントは「紹介したら終わり」ではなく「人材を紹介して一定期間以上働いてもらわないと企業に報酬を貰えない仕組み」になっているからだ。

 

おすすめの転職エージェントをまとめた記事があるので、こちらを参考にしてみてほしい⬇️

ブラック企業から身を守るために
一人で戦うのはもう終わりにしませんか?
転職エージェントは、あなたの「盾」になります。
ブラック企業の求人を排除
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※ナマケ者が実際に調査・厳選した安心のエージェントのみ紹介

あとがき:「変えたいこと」があるならまずは環境を変えよう

 

今週のお題「変えたいこと」。

 

僕はみんなが楽しく働いて、正当な評価を受けられる世界に変えたい。

 

そして、この世界から悲しいニュースを少しでも減らしたいと願っている。

 

そのためにどうか、勇気を出して逃げてほしい

 

僕の声なんてまだ小さいけど、あなたのその協力が未来の誰かを救うことにもなる。

 

父のように、責任感に押しつぶされて命を落とす人が一人でも減ってほしい。

 

僕はみんなが幸せである世界にしたいけど、人を搾取するような人間の幸せまでは願えない

 

ブラック企業が「人手不足」でバタバタと倒産していくニュースを見ながら「ざまあみろ」とナマケ者らしく昼寝をする。

 

そんな世界を僕は夢見ている。

「石の上にも三年」なんて、どんな形の石に乗るかによるよね。

⚠️ ブラック企業からの脱出 Q&A

Q 自分が辞めたら、同僚に迷惑がかかりませんか?
かかりません。責任は100%経営者にあります。
人員不足の責任を労働者が負う必要はありません。あなたが犠牲になって働き続けることは、経営者の怠慢を助長させるだけです。
「迷惑」ではなく「人手不足という現実」を会社に突きつけることが、結果的に残った人のためにもなります。気になるなら、みんなで抜け出しましょう。
Q 退職代行を使うのは「逃げ」ではないでしょうか?
逃げではありません。「戦略的撤退」です。
ブラック企業は辞めさせないためのプロ(脅しや泣き落とし)です。
対抗するためにこちらもプロ(退職代行)という武器を使うのは、対等な戦い方であり、自分の命を守るための正当防衛です。堂々と使いましょう。
Q 次の職場もブラック企業だったらどうすればいいですか?
「違和感」を感じたら、次はすぐに逃げてください。
「石の上にも三年」は嘘です。心身を壊しては元も子もありません。
またハローワークだけでなく、ブラック企業を排除している「転職エージェント」を活用することで、リスクを大幅に下げることができます。

もしもの時に逃げ出す方法を知っておく⬇️

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ーナマケ者今日のひとことー

※ナマケ者のYouTubeチャンネルに繋がります👆

ここまで読んでくれて、ほんとうにありがとう。

ナマケ者は、ブラック企業は淘汰されてほしい今日もゆるく息してます。

 

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無理せず、のんびりいきましょう。ではまた。

 

 

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