
- 「なんだか毎日イライラする」
- 「将来のことを考えると、漠然とした不安に襲われる」
- 「頑張っているはずなのに、心がモヤモヤする…」
理由のわからないこんな感覚に悩んでない?
社会人として働いていれば、ストレスは山のように積み上がる。
だけどその正体がつかめないことこそが、最大のストレスだったりする。
その「原因不明のモヤモヤ」は【マズローの欲求5段階説】を理解するだけで、スッキリと整理できるかもしれない。
心理学的にいえば、ストレスとは「欲求が満たされていない」という心からの悲鳴である。
この記事では、この有名な心理学理論を現代の社会人生活に当てはめて「どこで欲求のズレが起きているのか」を徹底解説する。
人間の心理構造を知るだけで、心は驚くほど軽くなるはずだ。
「自分は根性がない」なんて自分を責めるのは今日で終わりにして、僕と一緒に「欲求ピラミッド」を修復する旅に出かけてみない?
目次

第1章:社会人のストレスの正体は“欲求のズレ”にある
「なぜこんなに疲れるのだろう?」
多くの社会人が、毎日心の中で何度も繰り返しているだろう。
朝はアラームに叩き起こされ、会社に着けば上司の機嫌をうかがい、同僚との人間関係に気を遣う...。
「また明日も仕事か」
帰宅してからも憂うつな気持ちが襲って来てゆっくり休めない。
この疲労感は肉体的な疲れではない。
心の奥に沈殿する“満たされない何か”が、ストレスとして積み上がっているのだ。
| 状態 | 割合 | 判定 |
|---|---|---|
| 強いストレスがある | 82.7% | 圧倒的多数 (標準) |
| ストレスはない | 17.3% | 少数派 (例外) |
最新の厚生労働省の調査では、働く人の8割以上が強いストレスを感じていることがわかった。
「自分だけが辛いのではないか」と悩む必要はない。今の日本社会において、ストレスを抱えている状態こそが「普通」であり、むしろ抱えていない人を探す方が難しいのが現実である。
◾️社会人の承認されない感覚
会議でアイデアを出してもスルー。
別の人が似たような意見を言うと拍手喝采。
上司に仕事の成果をアピールしても「できてあたりまえ」の一言で片付けられる。
同僚と飲みに行っても、心の奥では孤独感が晴れない。
こうした体験が積み重なると、
- 「自分は認められていない」
- 「ここに居場所はないのでは」
という感覚が心を蝕んでいく。
| 調査対象 | 「認められていない」 と感じる割合 |
状況 |
|---|---|---|
| 社会人全体 | 51.8% | 2人に1人が 承認欲求未充足 |
| 20代・若手 | 68.2% | 自己評価と 会社評価にギャップ |
| Z世代 | 約 60% | 自分の能力が正しく 評価されていない |
調査によると、社会人の過半数(51.8%)が「今の職場では承認欲求が満たされていない」と感じている。
特に20代などの若手層では、「自分はもっとやっているはずだ」という自己評価に対し、会社からの評価やフィードバックが追いついていない(ギャップがある)と感じる割合が約7割に達しており、これが離職の大きな引き金となっている。
◾️マズローの欲求5段階説の解説
ストレスは心理学的にいえば“欲求が満たされていない状態”の時に感じる。
人間には誰しも「生きていくうえで段階的に満たしたい欲求」が存在し、それを体系化したのがアブラハム・マズローの「欲求5段階説」だ。
マズローによると、人間の欲求は次のように積み重なっている。
(現代: 睡眠不足、過労、栄養バランスの崩れ)
(現代: 孤独感、リモートワークでの疎外感)
(現代: やりたいことができない苦しみ)
しかし現代の社会人生活では、この欲求が複雑に絡み合い、あちこちで「ズレ」が生じている。

◾️マズローの欲求5段階説の例
満たされない欲求が積み重なると、人は“欲求の沼”に沈んでしまう。
ストレスとは「欲求が満たされないことに対する心と体の悲鳴」なのだ。

◾️哲学の視点から見るストレス
哲学者のショーペンハウアーは言った。
「富は海水のようなものである。飲めば飲むほど、喉が渇き、さらに欲しくなる。名声もまた同じである」
現代社会のストレスも同じ。
欲求は無限に生まれ、段階を踏まず満たしていくと心はどんどん疲弊していく。
ここで哲学的思考。
順番に満たさないと心が疲弊するのなら、順番に満たしていくと心も満たされていくのではないか?
マズローの理論が教えてくれるのは「欲求を正しく理解すれば、ストレスはコントロールできる」ということだ。
欲求そのものは悪ではない。
「自分の欲求がどの段階で止まっているのか」
それを知ることがストレス軽減の第一歩になるのだ。
| 生き方のタイプ | 満たそうとする欲求 | 心への影響 |
|---|---|---|
| 積み上げ型 (順序通り) |
①睡眠・食事 ↓ ②安全・人間関係 |
幸福感が高い (土台が安定) |
| いきなり承認型 (順序無視) |
④承認・評価 (SNS、地位など) |
ネガティブ感情 の爆増 |
◾️悟空から学ぶ成長欲求
『ドラゴンボール』の悟空は、どんな強敵に出会っても、
「オラわくわくすっぞ!」
と目を輝かせながら喜ぶ。
悟空の言葉は成長欲求(自己実現欲求)の象徴だ。
悟空は下の欲求を満たしている。
(生命力の基礎が盤石)
お金の心配がない環境。(チチ・サタンの支援)
(孤独とは無縁)
(自己効力感の塊)
悟空は下の欲求が満たされているからこそ一番上の欲求(自己実現欲求)を満たそうとする。
満たされているからストレスはなく人に優しくできる。
「成長?…オラちょっと寝てくっぞ!」
僕の場合はこうだ。
これもまた、人間らしい欲求の現れ。
僕はまだ一番下の欲求が満たされていないのである。

◾️まとめ:ストレスは欲求のズレ
「自分はどの欲求が満たされずストレスを感じているのか?」
これを見極めることが重要だ。
満たされていない欲求さえ分かれば、ストレスは“漠然とした敵”ではなく“攻略可能な課題”へと変わる。
社会人のストレスの正体は、努力不足でも性格の弱さでもない。
ただ「欲求のズレ」というシンプルな構造に過ぎないのだ。
マズローの欲求5段階説
- 生理的欲求
- 安全欲求
- 社会的欲求
- 承認欲求
- 自己実現欲求
あなたはどれがどれだけ満たされているだろうか?
まずはそれを知るところから始めよう。
次章では、このマズローの欲求5段階説を実際の社会人生活に当てはめ、どんなズレがストレスを生むのかを、さらに具体的に掘り下げていく。

第2章:「マズローの欲求5段階説」を社会人の現実に当てはめる
マズローの欲求5段階説は心理学の世界ではあまりに有名な理論だ。
それを社会人の日常にそのまま落とし込んで考えると、驚くほどリアルに「ストレスの正体」が浮かび上がる。
- 「なんとなく疲れている」
- 「原因不明のイライラに悩まされる」
その裏側には“欲求の階段”が満たされないまま放置されている現実があるのだ。
では、一段ずつ見ていこう。

◾️①生理的欲求:睡眠不足・過労・食生活の乱れ
社会人がまず直面するのは、生きるために欠かせない「生理的欲求」の問題だ。
- 睡眠不足で朝がつらい
- 残業続きで外食やコンビニ飯ばかり
- 節約の為にもやし生活
そんな生活は欲求ピラミッドの土台を揺るがす。
ハーバード大学の研究でも「睡眠が1日6時間未満になると、翌日の判断力や集中力は酒に酔った状態に近づく」 と報告されている。
| 起床からの時間 (活動時間) |
脳の状態 (アルコール換算) |
危険度 |
|---|---|---|
| 17時間 (朝6時起き→夜23時) |
ほろ酔い (0.05%) |
酒気帯び運転 で逮捕されるレベル |
| 24時間 (徹夜) |
泥酔手前 (0.10%) |
まっすぐ 歩けないレベル |
研究によると、起床から17時間後(6時間睡眠の人が寝る直前)の脳機能は、血中アルコール濃度0.05%と同程度まで低下する。
日本の道交法では「0.03%」以上で酒気帯び運転となる。つまり、6時間睡眠の人は、毎日「飲酒運転と同じ判断能力」で残業や家事をしていることになるのだ。
寝不足の社会人は、毎日軽く酔っ払った状態で仕事をしているようなものだ。
「俺は根性で乗り切るゼ!」
なんて思う人もいるかもしれない。
しかし生理的欲求は、意志や精神論で補えるものではない。
人間は機械ではないからだ。
また食をおろそかにする事は脳に悪影響を与える。
しっかり眠る・食べる・休む。
それだけでストレスの半分は減ることもある。

◾️②安全欲求:雇用不安・ブラック企業・将来の漠然とした不安
次に浮かび上がるのが「安全欲求」だ。
安心して働き、安心して生きられる環境を求める気持ち。
現代社会人の現実はどうか?
- 非正規雇用の増加
- 倒産リスク
- 上がらない給料
- 突然のリストラ...
「自分はこの会社にいて生活していけるのだろうか?」という漠然とした不安は、想像以上に人の心をむしばむ。
| 年 | 非正規雇用者数 | 全雇用者に占める割合 |
|---|---|---|
| 1990年 | 881万人 | 20.2% |
| 2010年 | 1,755万人 | 34.3% |
| 2024年 (最新) |
2,126万人 | 36.8% |
心理学の有名な実験に「スタンフォード監獄実験」がある。
彼らを無作為に「看守」と「囚人」に分け、模擬刑務所で生活させた。
次第に理性を失い、残酷な命令を下すようになった。

人は環境によってストレスの感じ方が変わるのが分かる。
これは極端な例だが、会社という“組織”もまた小さな社会。
- 雇用の不安
- パワハラ上司の存在
これらは安全欲求を脅かし、人を従順にも攻撃的にも変えてしまう。
- 安定した職場
- 安心できる人間関係
こうした安全な環境にいることは、2番目の欲求「安全欲求」を満たしてくれる。
「安全」が保証されることは、ストレスに打ち勝つための最低条件なのだ。

◾️③社会的欲求:職場・仲間外れ・リモートワークによる孤立
3段目は「社会的欲求」。
人は社会的生き物だ。
- 人とのつながり
- 仲間意識
- 所属感
僕たちは生まれつきこれらを求めるようになっている。
ここが満たされないと人は孤独に押しつぶされる。
- 「リモートワークになって人と話す機会が減った」
- 「同僚は仲良さそうなのに、自分は声がかからない」
- 「面倒くさいと思い、飲み会を断ってしまう」
こうした経験はないだろうか?
心理学者バウマイスターの主張がある。
「人間には“つながりたい欲求”が本能レベルで存在する」
孤独は空気のように目に見えないが、心と体に深刻な影響を与える。
イギリスでは「孤独担当大臣」が置かれるほど、孤独は社会問題になっている。
| 項目 | データ (英国) | 日本円換算・意味 |
|---|---|---|
| 経済損失 (年間) |
320億ポンド | 約 6兆円 の損失 |
| 健康リスク | タバコ 15本/日 | 寿命を縮める 最強の要因 |
| 慢性的な孤独 | 約 380万人 | 人口の約7%が 常に孤独 |
2018年、英国は世界で初めて「孤独担当大臣」を任命した。
その根拠となったのは、「孤独は1日タバコ15本分の健康被害がある(早死にリスクを高める)」というデータと、それによる医療費や生産性の低下が年間6兆円もの経済損失を生んでいるという事実だった。
日本でも、コロナ渦による「孤独・孤立」が原因とされる自殺者の増加が問題視されている。
この状況は逆から見ることで改善できる可能性がある。
ちょっとしたつながりがあるだけで、人は元気を取り戻せるということだ。
- 人とあいさつし合う
- 近所の人と雑談する
- SNSで交流してみる
そんな小さな関わりが社会的欲求を満たし、ストレスを和らげてくれる。

◾️④承認欲求:評価されない地獄 ⇔ 小さな承認の力
「承認欲求」という言葉は現代社会でよく誤解される。
「承認欲求が強い人はめんどくさい」
という印象を持っていないだろうか?
だがマズローは、承認欲求を人間の本質的な欲望として位置づけた。
社会人なら誰しも思うはずだ。
- 「頑張っているのに評価されない」
- 「同期が昇進して、自分は置いていかれる」
- 「頑張ってるのに給料が上がらない」
これは承認欲求が満たされない状態。
人は承認されないと存在価値を疑い、自信を失う。
まさに「承認されない地獄」だ。
生きるためのエネルギー(自信)を失う。
だが反対に、小さな承認でも人は救われる。
- 「ありがとう」とお礼を言われる
- 「助かった」と感謝される
- 「さすが!」と褒められる
その一言が疲れ切った社会人の心を再び動かす。
心理学者ウィリアム・ジェームズはこう語った。
「人間の本質は、重要な存在として認められたいという欲求である」
承認されたい気持ちを否定しなくていい。
承認欲求とうまく向き合うことがストレス社会を生き抜く鍵になる。

◾️⑤自己実現欲求:やりたいことをやれないストレス
最後の段階は「自己実現欲求」。
- 「本当はこんな仕事がしたい」
- 「自分の可能性をもっと試したい」
- 「もっと大きく稼ぎたい」
そう願いながらも日常に埋もれて挑戦できない社会人は多い。
仕事に追われて気づけば1年が終わる。
挑戦どころか休むことすらできない。
「俺はこのまま会社の歯車で終わるのか…?」
そう考えた瞬間、自己実現欲求が塞がれてしまう。
マズローは言う。
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」
たとえ大きな挑戦ができなくても、小さな一歩を踏み出すことで自己実現欲求は満たされていく。
- 資格を取る
- 本を読む
- 副業を始める...
ほんの少しでも「やりたいこと」に触れることが、今のストレスを和らげる。

◾️まとめ:原因不明のストレスとは
社会人が抱えるストレスの多くは、マズローの欲求5段階説に照らすと鮮明になる。
- 睡眠不足や過労は「生理的欲求」の欠如
- 雇用不安や将来の恐怖は「安全欲求」の欠如
- 孤独や仲間外れの不安は「社会的欲求」の欠如
- 評価されないつらさは「承認欲求」の欠如
- やりたいことをやれない苦しみは「自己実現欲求」の欠如
こうして整理すると「原因不明のストレス」に見えていたものが、実は非常にシンプルな構造であることが分かる。
ここまで読んで自分のストレスの原因が見えてきただろうか?
次章では、欲求をどうやって満たし、ストレスを軽減していくのか?
社会人が今日から実践できる「欲求充足のアプローチ」を紹介していく。

第3章:ストレスを減らす「欲求充足」の具体的アプローチ
ストレスは「敵」ではない。
ストレスは「今どの欲求が満たされていないか」を教えてくれるサインだ。
このサインを無視してしまうと、気づけば心が折れたり、体がSOSを出したりしてしまう。
ではどうすればいいのか?
ここではマズローの欲求5段階説に沿い、社会人でもすぐに実践できるアプローチを紹介していこう。

◾️① 【生理的欲求】「7時間睡眠ルール」と小さな休憩
初めに満たすべきは、食べる・寝る・休むという「生理的欲求」だ。
土台が満たされなければ人間は正常に働けない。
現代の社会人はどうだろう?
仕事や人間関係に気を取られすぎて、この最も基本的な欲求を軽視していないだろうか?
寝不足のまま頑張る人を「偉い」と持ち上げる文化があるが、睡眠不足は「脳のゴミ捨て」を怠るようなもの。
ゴミが溜まり続けると、必要な情報がどこにあるのか分からなくなる。
| 状態 | 脳細胞の隙間 (ゴミの通り道) |
アミロイドβ 除去スピード |
|---|---|---|
| 覚醒時 (起きている) |
狭い (通りにくい) |
1倍 (基準) |
| 睡眠時 (寝ている) |
60% 拡大 | 約 2倍 速い |
理想は7時間以上睡眠ルール。
睡眠時間が一度に7時間取れなくても、昼寝を組み合わせるだけで集中力が復活すると研究で分かっている。
また「小さな休憩」も大切だ。
- 1時間に1回、5分だけ席を立つ。
- 水を飲む。
- 窓の外を見る。
これだけで脳はリセットされる。
「生理的欲求を軽んじるのは、スマホを充電せずに使い続けるようなもの」
電池はいつか切れる。
休息の大切さを肝に銘じたい。
| 仮眠時間 | 効果・状態 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 15〜20分 (パワーナップ) |
集中力・注意力が 劇的に回復 |
◎ 最適 (スッキリ) |
| 30〜60分 (寝すぎ) |
深い眠りに入り 起きるとダルくなる |
× 危険 (睡眠慣性) |
| 90分 (フルサイクル) |
記憶の定着 クリエイティブ向上 |
△ 休日向け (時間はとる) |
NASAの研究では、26分の仮眠で「仕事の効率が34%、注意力が54%」向上したと報告されている。
ポイントは「20分以内で起きること」。30分を超えると脳が深い睡眠(徐波睡眠)に入ってしまい、起きた時に強いダルさ(睡眠慣性)を感じて逆効果になる。
◾️② 【安全欲求】「生活防衛資金」と未来への投資
次に来るのが、住む場所・食べていけるお金・病気や怪我をしても守られる安心感という「安全欲求」だ。
ここで多くの社会人がストレスを抱える。
- 給料は上がらないのに、物価は上がる
- 老後2000万円問題はニュースに踊る
- 社会は病気の不安を煽る
これで安心しろというほうが無理だろう。
だからこそ最低限の「生活防衛資金」を確保することが第一歩だ。
半年〜1年収入が無くても生活できるだけの貯金があれば、不安はぐっと軽くなる。
それ以上のお金を「目的も無く貯め込む」必要はない。
余裕資金は「副業」「スキルアップ」「大切な人の為に使う」という未来への投資に使うと、未来のストレスを減らす行動になる。
- 時間に余裕がある。
- お金の不安がいつも付きまとう。
そんな人は生活防衛資金が貯まった後に、副業やスキルアップへの投資に挑戦してみてほしい。
| 金融資産保有額 | 「老後が心配」 と答えた割合 |
心の状態 |
|---|---|---|
| 資産なし | 83.8% | 常に不安がつきまとう |
| 500万円未満 | 79.4% | まだ不安が大きい |
| 1,000万円以上 | 64.3% | 不安が大きく減少 (心理的安全性) |
| 3,000万円以上 | 42.7% | 半数以上が安心 |
ただし「高額セミナー詐欺」には注意してほしい。
- 「AIを使って簡単に稼げる!」
- 「あなたも簡単に月収100万円!」
- 「自動投資で不労所得!」
こんな甘い言葉をうたっているものは、99%詐欺かボッタクリだ。
ビジネスでよく聞く言葉がある。
「スモールスタート」
10万円を越える投資は最初はパソコンだけでいい。
信頼できる情報は、意外と無料・少額で発信されている。
最近では、
「AIの知識を発信している有名人が、実はAIではなく高額セミナーで稼いでいる」
という話と実際に引っ掛かった人の話を聞く事があるので、有名人でも簡単に信頼しないでほしい。
安全欲求とは「守りを固める」ことだけではない。
「安心して攻められる土台をつくる」ことでもあるのだ。
| 項目 | 20代の被害状況 | 平均契約金額 |
|---|---|---|
| 情報商材・セミナー | 全体の 45.1% を占める |
約 50〜100万円 (借金含む) |
| マルチ商法 | 全体の 42.4% | 約 30〜50万円 |
| 暗号資産トラブル | 全体の 25.6% | 金額青天井 |
◾️③【 社会的欲求】「つながりの再構築」
アリストテレスは言った。
「人間は社会的動物である」
これは現代の社会人にもそのまま当てはまる。
- 「孤独感」
- 「職場での疎外感」
- 「社会から弾かれた感覚」
これらは強いストレスの原因となる。
SNSでフォロワーが何百人いても、リアルで孤立していれば心は満たされない。
だからこそ職場外のコミュニティを持つことが重要だ。
- ボランティアに参加する
- 推し活仲間と語り合う
- ゲームで協力プレイをする
こんな繋がりがストレスを軽減させてくれる。
| SNS利用時間 (1日あたり) |
社会的孤立感 を感じる倍率 |
心への影響 |
|---|---|---|
| 30分未満 (リアル重視) |
1倍 (基準) |
精神的に安定 |
| 2時間以上 (ネット重視) |
約 3倍 孤独を感じやすい |
隣の芝生が青く見え 劣等感が増す |
『ワンピース』のルフィはこう言っている。
「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」
これは弱さではなく人間の本質を突いたセリフだ。
人は誰かに支えられることで強くなる。
「誰かに頼る練習」こそが社会的欲求を満たす第一歩なのである。

◾️④ 【承認欲求】「ゆるい承認」と自己承認
承認欲求は時に「やっかいなもの」として扱われる。
バイトテロなんかが良い例だ。
承認を得る為に他人の迷惑を気にしない。
そんな人間が目立ち「承認欲求は悪いものだ」と否定してしまう。
承認欲求は依存性が高いのは事実だ。
だが承認欲求自体は悪ではない。
むしろ適切に満たされれば、強力なエネルギーになる。
| 項目 | 承認がある場合 の効果倍率 |
ビジネスへの影響 |
|---|---|---|
| エンゲージメント (熱意・没頭) |
4.0 倍 | 自発的に動くようになる |
| 優れた成果 (Great Work) |
2.2 倍 | 質の高いアウトプット |
| 離職リスク | 56% 低下 | 長く活躍してくれる |
社会人におすすめなのは「ゆるい承認」
- SNSに日常の小さな工夫を投稿する
- 趣味や勉強の成果をシェアする
「いいね」が目的になれば依存し暴走してしまう。
「誰かに成長を見てもらう」という目的ならば「いいね」をもらうことで安心が得られる。
同じ事でも「目的」「手段」どちらで捉えるかで世界は変わる。
また、承認欲求を満たす為にペットを飼うのも効果的だ。
特に犬は、飼い主を全力で承認してくれる。
最近ではペットを飼わずにAIとの会話で承認欲求を満たす人も増えている。
どちらにしても承認欲求を満たす事が目的になっては依存してしまう。
「結果的に承認欲求が満たされる」
という状況がベストだ。
だからこそ「自己承認」が必要。
- 「今日も仕事をこなした自分えらい」
- 「早起きできたから上出来」
- 「今日も継続できた自分は最高」
そんな小さな自己承認が、心のエネルギーを満たしていく。

◾️⑤ 【自己実現欲求】「小さな実験」から始める
最後に来るのが「自己実現欲求」。
- 「もっと成長したい」
- 「新しい挑戦がしたい」
- 「もっと良い生活がしたい」
社会人なら一度は抱く欲求だろう。
しかしここでつまずく人は多い。
- 「転職したいけど怖い...」
- 「起業したいけどリスクが大きすぎる...」
したいけど不安で行動できないモヤモヤがストレスになる。
このとき必要なのは小さな実験だ。
まずは「小さな実験」で経験値を稼ごう。
どれも立派な一歩だ。
自己実現する為にいきなり人生を変えようとしなくてもいい。
むしろ「小さな選択を積み重ねること」でしか実現できない。
悟空だっていきなり身勝手の極意に辿り着いたわけじゃない。
桃白白・ピッコロ大魔王・ベジータ・フリーザ・セル・魔人ブウ...
たくさんの壁を乗り越えて辿り着いた。
あなたも桃白白に勝つことから始めるべきだ。

◾️欲求は「入れ替わり」も「同時進行」もある
「マズローの欲求5段階説」はピラミッド型で示される。
そして基本的には、下の欲求が満たされていないと上の欲求を満たす事ができない。
- 睡眠不足でイライラしているときに、承認欲求を満たそうとしてもストレスは消えない。
- お金の不安を抱えたままでは、自分の夢に向かって歩き続けるのは難しい。
だが実際には欲求の順番は人によって変わる。
状況や生活環境は人それぞれ違うからだ。
借金してでも自己実現欲求を満たそうとする人もいるし、性的欲求よりお金を増やす事が大事な人もいる。
また、欲求が同時に満たされることもある。
- ボランティア活動は、社会的欲求と承認欲求を同時に満たす。
- 性を商売にしている人は、生理的欲求と安全欲求を同時に満たす。
つまり欲求5段階説はあくまで基準。
自分のピラミッドを理解し、下から満たしてあげる必要がある。
その時々のサインを見逃さず、自分に必要なケアを選ぶことがストレス軽減につながる。

◾️まとめ:自分の欲求の順番を知る
ここまでマズローの欲求5段階説に沿って具体的なストレス解消法を紹介してきた。
大切なのは「自分の欲求の順番を知り、順番に満たす」ということ。
理由の分からないストレスが消えないのは、自分の土台の欲求が満たされていないのかもしれない。
ストレスに関しての記事はこちら⬇️
ストレスは「欲求が足りていないよ」というメッセージ。
その声を聞き、少しずつ応えていくことで、きっと心は軽くなっていく。

あとがき:ストレスと向き合う力を得たあなたへ
ここまで読んでくれてありがとう。
社会人として日々を生きるなかで、理由の分からないストレスに押しつぶされそうになることは誰にでもある。
マズローの欲求5段階説を通して振り返ってみると、そのストレスは「あなたが弱いから」ではなく「人間として自然な欲求が満たされていないサイン」だと気づけたはず。
生理的欲求から自己実現欲求まで、どの段階に自分のモヤモヤがあるのかを理解するだけで心が少し軽くなる。
ストレスは敵ではなく、人生をよりよくするための道しるべなんだ。
この記事を最後まで読んだあなたは、もうすでにストレスと向き合う力を得ている。
その力を信じて自分のペースで前に進んでほしい。
僕自身は寝る事を優先するナマケ者だ。
土台が満たされていないのかと思っていたが、もしかすると睡眠は僕のピラミッドの一番上にあるのかもしれない。
あなたも自分のピラミッドを理解してほしい。
それがストレスを軽減する事につながるはずだから。
ハーレムを作るのが自己実現?
そんな生き方もアリだと思う。
サウザーがピラミッドの上から天翔十字鳳で襲いかかる事もあるかもしれない。
そんな時でも諦めず、ゆっくりでも頂上を目指して登ってほしい。
どうかこれからのあなたが、少しでも軽やかに過ごせますように。
「どんな物でも土台作りが大切。逆三角形の建物は少しの揺れで倒れるもんね」
こんな記事はどうでしょう⬇️
※ナマケ者のチャンネルに繋がります👆
生きるの、ちょっとだけ疲れる日もあるよね。
そんな日は、深呼吸して、ナマケ者の声をまた聞きにきてください。
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きっと、今のあなたに寄り添う言葉があります。
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今日も、よくがんばりました。ではまた。
ナマケ者のことちょっと気になったら⬇️