
【『運』とはそもそもなんなのか?「ナマケ者」流の考え方】
- 「最近ツイてないなあ」
- 「どうして不運が続くんだろう」
そんなふうに感じることはないだろうか?
雷に打たれるような大きな話じゃなくても、電車に乗り遅れたり、傘を持ってない日に限って雨に降られたり。
人間は不思議なもので、良い出来事よりも悪い出来事の方を強く記憶してしまう傾向がある。
だからこそ、一日の中で嬉しいことがいくつあっても、最後に嫌なことが一つあるだけで「やっぱり今日は運が悪い一日だった」と思い込んでしまうんだ。
こんにちは。ナマケ者です。
僕はこのブログとYouTubeチャンネルを細々と運営しているが、正直に言えば、再生数も伸びず、心が折れそうになったこともあった。
「“自分の能力不足”なんだろうか? それとも“運”という見えない要素が影響しているのか?」
そう悩んで調べた結果「運」は偶然だけではなく自分の行動や考え方次第で「確率を上げられるもの」だと分かってきた。
この記事では、心理学や哲学の視点から「運の正体」を解き明かし、今日からできる「運を良くする習慣」を紹介していく。
もし今「自分はツイていない」と感じているなら安心してほしい。
この記事を読めば、運は「育てるもの」だと捉え直せるはずだ。
目次

第1章:そもそも「運」とは何か?
「自分は運が悪いから報われない」
就活で落ちたり、試験であと1点足りなかったりして、そう思ったことはないだろうか?
多くの人は「運はコントロールできなくて、自分の力では変えられない」と信じている。
だけど心理学や哲学の視点から見ると、それは大きな誤解だ。

◾️ 運は「ゼロか百」ではなく「確率」
人気サッカー漫画『ブルーロック』で、絵心甚八がこんなセリフを言っている。
「運は降ってきてから考えたってもう遅いんだ」
つまり運は「降ってくるまで待つもの」ではなく「降ってきた瞬間に掴める準備があるかどうか」で決まる。
例えば、宝くじを買わなければ当選確率はゼロだが、買ったからと言って100%当たるわけではない。
同じように準備や行動の積み重ねによって「チャンスを掴む確率を少しずつ上げる」ことはできる。
「自分は運が悪い」と思い込んでいる人は、そもそも“運を試す場に出ていない"ことが多いのだ。

第2章:なぜ「自分は運が悪い」と感じてしまうのか?
では、なぜ一部の人は頑なに「自分は不運だ」と感じてしまうのか?
そこには、いくつかの心理的な共通点がある。
◾️1. 認知の歪み:「確証バイアス」
心理学に「確証バイアス」という言葉がある。
確証バイアスとは;
自分が信じたい考えに合う情報ばかりを集めてしまう脳のクセのこと。
例:1+1=2と信じ切って、3や10という答えを無視してしまう。
脳は「自分の思い込み」に合う情報だけを通して、合わない情報(良いこと)は無視して捨ててしまう。
「自分は運が悪い」と思っている人は、電車に乗り遅れたり、雨に降られたりといった悪い出来事ばかりを記憶に残す。
その結果「やっぱり自分はツイてない」という証拠だけが積み上がり、不運な自己イメージが強化されてしまうのだ。

◾️2. 諦めの思考:「学習性無力感」
- 「なにをしても無駄」
- 「頑張っても運のいい人に持っていかれる」
こうした諦めの思考に囚われると、本当に行動できなくなる。
心理学ではこれを「学習性無力感」と呼ぶ。
学習性無力感とは:
心理学者マーティン・セリグマンが提唱した理論で、実験によって証明された。
実験:犬に何をしても逃げられない環境で電気ショックを与え続けた後に、電気ショックから逃げられる環境に移して電気ショックを与えても、犬は逃げる素振りを見せなかった。
学習:『抵抗しても無駄だ』
結果:『無気力・諦め』
過去の失敗から「行動しても無意味」と
脳が思い込んでいるだけ。
行動しなければチャンスも巡ってこないため、結果として「やっぱり運が悪い」という現実が更新され続けてしまうのだ。

第3章:運をコントロールする「科学的」なアプローチ
運は完全に外部から降ってくるものではない。
この章では、心理学と成功者の視点から運の正体を見てみよう。
◾️運をよくする第一歩
心理学者ジュリアン・ロッターが提唱した「統制の所在(Locus of Control)」という概念がヒントになる。
統制の所在とは:
結果の原因を自分のせい(内的統制)と考えるか、自分以外(外部統制)にあると考えるかという受け取り方の心理のこと。
「環境のせいだ」
「工夫で変えられる」
「内的統制型」の方が、行動力が高く成功しやすい。
研究によると、内的統制型の人ほど行動力が高く成功を収めやすいという。
つまり「自分の選択や行動で確率は上げられる」と信じることが、運を良くする第一歩なのだ。

◾️運の7割は準備でできている
「運も実力のうち」
よく聞く言葉だが、これは単なる言い回しではなく、多くの成功者はその裏に膨大な準備や行動を積み重ねている。
イチロー選手はこう語っている。
「準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく。そのために考え得るすべてのことをこなしていく。」
チャンスをチャンスとして掴めるかどうかは、日頃の準備で決まる。
(運)
・情報のキャッチ
・人脈づくり
イチロー選手のように完璧な準備をするのは無理でも、例えば「明日着る服を決めておく」「傘を鞄に入れておく」といった“未来の自分への小さな親切”も立派な準備だ。
運をコントロールするとは「偶然の出会いや出来事に備える土台を作ること」なのだ。

第4章:不運を「幸運の伏線」に変える思考法
どれだけ準備をしても、確率である以上どうしようもない不運は訪れる。
そんな時には哲学の視点が役に立つ。
◾️フリードリヒ・ニーチェの「運命愛」
哲学者フリードリヒ・ニーチェは「アモール・ファティ(運命愛)」という考えを説いた。
これは「起きたことをそのまま愛せ」という思想である。
成功だけでなく、失敗や不運さえも「自分の人生に必要だったと受け入れる」ことが生きていく上で重要だという考えだ。
またニーチェは「永劫回帰(えいごうかいき)」という概念も提唱した。
あと「永遠回」繰り返されても
あなたはそれを受け入れる?
「自分の人生を、もう一度まったく同じように繰り返せるだろうか?」という問いであり、この問いに「Yes!」と答えられる人は、不運さえも味方にできている人だ。

◾️スティーブ・ジョブズ:失敗は「伏線」になる
Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、世界中の誰もが知る成功者だが、彼は語る。
「Connecting the dots(点と点をつなぐ)」
これは「未来を見通して点と点を繋ぐことはできないが、過去を振り返ったときに繋がっていたことに気づく」という意味だ。
彼は大学を中退したが、そのおかげでカリグラフィー(文字のデザイン)に出会い、後のMacintoshの美しいフォントが生まれた。
当時は「不運」に見えた出来事が、後から振り返れば「人生の伏線」になっていることは多い。
「運が悪い」と思ったその出来事は、新しい自分に出会うための入口かもしれないのである。

第5章:明日から変わる!運を磨くナマケ者流5つの習慣
では、具体的にどうすれば運を味方にできるのか?
この章では、ナマケ者でもできる5つの小さな習慣を紹介しよう。
◾️1. 朝の習慣:今日できる「小さな一歩」を決める
朝起きたら「今日できる小さな行動」を一つだけ決める。
人の表情や会話のきっかけに気づけるようになる。
「ピザ」と10回言うと「ヒジ」を「ヒザ」と間違えるように、
先に「意図」を入れるだけで、その後の脳の判断や発見が自動的に変わる。
これは心理学の「プライミング効果」を応用したもので、意識するだけでチャンスや近くにある運に気づきやすくなる。
プライミング効果とは:
先行する刺激が、その後の判断や行動に無意識に影響を与える心理現象のこと。
10回クイズはこれを応用したもの。
行動が変われば運命が変わる。

◾️2. 夜の習慣:「今日の運が良い体験」を3つ書く
寝る前に今日あった「よかったこと」を3つ書き出す。
と、脳がポジティブな情報を探し始める。
脳に「自分はツイている」と認識させることで、ポジティブな情報に目が向くようになる。
脳は見たいものしか見ない傾向があるので、日常の中で小さな幸運に気づく意識が重要だ。

◾️3. 苦境の時:「確率」と「努力」を分ける
失敗した時「全部自分のせいだ」や「運が悪いから」と決めつけないこと。
「努力不足だったのか? それとも確率の問題だったのか?」
を冷静に切り分けてほしい。
大事なのはこの二つを混同しないことだ。
どれだけ準備しても不運な出来事は必ずやってくる。
繰り返している
対策:やり直せ
初めてのミス
対策:気にせず進め
ここを引いたなら、それは「事故」だ。
確率の壁に当たっただけなら、気にせず次へ進めばいい。
運の期待値は確実に積めている。

◾️4. ウソップのように「言葉」を使う
『ワンピース』のウソップは、嘘をつくことで有名だ。
だが最初は嘘だった言葉が、後に真実に変わっていく。
これは上で紹介した「プライミング効果」の応用で、言葉によって思考と視点が変わって現実が言葉に寄ってくる。
「俺は勇敢なる海の戦士だ」
脳が思い込み、行動が変わる。
自分になっている!
「引き寄せの法則」というのはまさにこの原理だ。
だから「自分は運がいい」などのポジティブな言葉を使うように意識してほしい。
言葉には、運命を変える力がある。

◾️5. とりあえず寝る
疲れている時や睡眠不足の時の人間は、いつも以上に思考がネガティブに引っ張られる。
これは脳科学的にも証明されていることであり、睡眠不足はストレスホルモンの"コルチゾール"を増やす事も分かっている。
だから睡眠はしっかりとろう。
静かに待てる
あとはジタバタせずに寝る(待つ)こと。
その「余裕」が幸運を引き寄せる。
自分にできる事を精一杯やったならあとはタイミングが来るのを待つしかない。
焦って空回りする人よりも、 余裕がある人のところに運は寄ってくるものだ。

◾️まとめ:運を味方につけるには
運を味方にしている人は、決して超人的な才能を持っているわけではなく、毎日の中で小さな工夫を積み重ねているだけだ。
- 今日できる小さな一歩を決める
- 今日の運がよかった事を書き出す
- 努力不足か確率の問題かを見極める
- ポジティブな言葉を使う意識をする
- 精一杯やったらしっかり寝てチャンスに備える
小さな行動の積み重ねがあなたの運を大きく変えていく。
同じ物事でも「運が良い」と捉えるか「運が悪い」と捉えるかで、その先の人生が変わることもある。
今のあなたは「自分は運が良い」と胸を張って言えるだろうか?
もしも答えがNOならば、この記事で紹介した小さな行動を積み重ねてみてほしい。

あとがき:運が良いも悪いも「解釈」次第
ここまで読んでくれてありがとう。
きっとあなたも「自分は運が悪い」と感じてきた時間が少なからずあるのだと思う。
でも、ストア派の哲学者エピクテトスが言ったように「人を苦しめるのは出来事そのものではなく、それに対する解釈」だ。
雨に降られたことを「不運」と嘆くか「新しいカフェに入るチャンス」と捉えるか。
その解釈一つで、人生の景色はガラリと変わる。
運とは、外から降ってくる絶対的な力ではない。
あなたがどう受け取り、どう行動するかで磨かれていく“確率”のようなものだ。
もしも「運が良い人生を生きたい」と望むなら、 あなたらしいペースで運を味方にする小さな行動を生活に組み込みながら歩んでいってほしい。
あなたの人生がより良いものになることを、ナマケ者は今日も果報を寝て待ちながら祈っている。
「運が悪いと嘆く暇があるなら、とりあえず昼寝でもしてみよう。起きたら案外、いい運が転がってるかもしれないし。」
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※ナマケ者の声が流れるので注意してください。👆
ここまで読んでくれて、ほんとうにありがとう。
ナマケ者は、自分が運が良いと信じてる今日もゆるく息してます。
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無理せず、のんびりいきましょう。ではまた。
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